皆さん、こんにちは。ノウカノムスメ広報担当のヨネダです。
今日は、ノウカノムスメの象徴的なロゴやイラスト、パッケージがどんな考えでデザインされたのか、少し詳しくご紹介したいと思います。
完璧すぎない、手仕事の温度
デザインをお願いしたのは、以前紹介した「合同会社シェアローカル」のすみかずきさん。すみさんとまず話したのは、「完璧に整った工業製品のような美しさではなく、ローカルの手触りが伝わるデザインにしたい」ということでした。手描きのイラストやタイポグラフィなど、作り手の体温や「ゆらぎ」を感じさせるアートワークを、随所に散りばめています。
金色に込めた意味

パッケージのベースには、炊き立てごはんの湯気のような優しい白色の紙を、裏面には土のような質感をもつ再生紙を使用しています。ロゴやキャラクターの金色は、実った稲穂のような色合いで、丹後の伝統や文化をイメージしてパッケージに落とし込みました。
丹後半島にはお米の実り「五穀豊穣」を祈るお祭りが多くあります。そんなお米を愛する伝統的な地域ならではの、自然体で上品なパッケージが完成しました。
福良雀と、農家の娘
ブランドを象徴するのは、福良雀(ふくらすずめ)と、農家の娘をイメージしたキャラクター。福良雀は、そのふっくらした姿から「豊かさ」や「繁栄」の縁起物として知られています。お米を食べてしまう、農家さんにとっては少し困った存在でもあるのですが、「食べられても余るくらい豊作だ」という、五穀豊穣の象徴でもあるんです。
キャラクターのテーマは、「無邪気に笑い、よく食べ、でもどこか神秘的な」農家の娘。そこに福良雀をそっと寄り添わせることで、遊び心を感じてもらえるようなイラストになりました。

イラストを手掛けてくださったのはイラストレーターの「中村ころもち」さん。自然体で遊び心がありながら、どこか神秘的なブランドを象徴するキャラクターを生み出してくださいました。スマホの待ち受けにしたり、Tシャツとして着用したりするなど、スタッフにもとっても愛されています。

ロゴも、ブランディングやパッケージをお願いしたすみかずきさんに手がけていただきました。ロゴの文字にも、すみさんならではのこだわりが詰まっています。「よく食べ、よく笑い、よく動く。でもどことなく気品がある。」そんな文字の佇まいを目指して、オリジナルで制作していただきました。造形はあえて作り込みすぎず、人の痕跡を感じる余白を残しながら、手の軌跡がそのまま残るような文字に仕上げていただいています。
「地元の人が使いやすいか」という視点
デザインを詰めていく中で、すみさんと何度も話したのが「地元の人にとって使いやすいか」ということでした。この土地は実家が多く、人の家を訪ねる機会も多い土地です。せっかく地元のお米を使っているので、地元の文化に馴染みながらも、お茶菓子として食卓の中心に置かれたとき、会話が弾むようなデザインを、と考えました。
年齢、性別にかかわらずギフトとして使用していただけるよう、パッケージはあえて落ち着いたトーンに仕上げています。ビジネスシーンや冠婚葬祭、様々な場面でご利用いただけると嬉しいです。
観光地ならではのこだわり

パッケージには、英語の表記もあります。海外から訪れる観光客の方々にも手に取ってもらえるようにという想いからです。
ここでも、すみさんと何度もやり取りを重ねました。たとえば「グルテンフリー」の表記。裏面の原材料表示の日本語が読めない方でも、アレルギーなどをお持ちの方が判断できるようにGFマークやアイコンを使った、自然で控えめな見せ方を選びました。
一つのパッケージの中に、色にも、キャラクターにも、文字の一つひとつにも、想いを込めています。実際に手に取ったとき、この背景を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
ノウカノムスメは2026年9月18日、京都府宮津市の実店舗・宮津道の駅「まごころ市」・近隣のホテル・旅館にて発売しました。おかげさまで、たくさんの方に手に取っていただいています。
この記事は、noteでも公開しています。
ノウカノムスメ広報よねだ(note)で読む

〒629-2251
